保育園の歴史
平成16年4月、「やどめ保育園」の先駆けとなる「すくすく保育園」が開園しました。平成26年4月に旧国民生活金融公庫の地に移転し、その後、3歳未満児の園舎を新設。平成28年4月には、株式会社千秋矢留会の下で、認可保育園となりました。
しかし、保育のもつ公益性を強く意識するようになることで、徐々に利益を追求する株式会社としての運営に違和感をもつようになりました。そのため、平成29年10月に、3歳以上児の園舎の竣工と共に、新たに非営利型の一般社団法人千秋矢留会を立ち上げ、認可保育園「やどめ保育園」として再スタートいたしました。
保 育 理 念
子どもの人権を尊重し、集団生活の中で子どもが自己を発揮できるよう豊かな体験を通し、一人一人の生きる力の基礎を育む。
保 育 方 針
1)子ども一人一人の育ちや気持ちをしっかりと受け止めて、温かい関わりに努める。
2)子どもがやってみたい、試したいなどの主体的な活動ができるよう環境を整える。
3)子どもの経験の幅を広げられるよう、保育者一人一人の専門性を発揮していく。
保 育 目 標
自分で考え、自分で行動できる子どもを育てる
1)心身ともに 健 康な 子ども
2)身近な人と仲良くできる子ども
3)好きな事を見つけられる子ども
げんきに なかよく あんぜんに
大切にしていること
昨今、待機児童解消という名目の下、基準を緩和した保育施設が乱立されています。しかし、我々は幼児教育こそ人間の上で最も大切であると考えています。ですから、運営する園では、例えば、保育士の人数についても基準より大幅に増員しています。さらに、設備についても余裕ある基準を維持しています。それが、保育に携わる者の責務と感じているからです。
また、幼児教育が声高に言われますが、真の幼児教育とは、どのようなものでしょうか。「知」には二通りあります。理性的にものを考える「ロゴスの知」と肉体的経験から得られる「パトスの知」です。後者の「知」は、幼児期でこそ形成されます。筋肉を通じて感じ、考え判断していくことの積み重ねが、知識を統合する力を生み出すのです。それは、保育室よりはむしろ、変化と偶然性に満ちた自然環境から生まれます。園庭こそ第二の保育室と考え、樹木を植え、チャレンジする遊具をそろえることにより、全身で感じられる感性が豊かになるような環境を提供したいとの思いで、「ともだち号」も設置しました。子供時代に必要な「小さな冒険」が満載です。
園長からの挨拶
こんにちは、やどめ保育園園長の高橋ゆり子です。「ゆり」の英語読みが「リリー」なので、子どもたちからは「リリー先生」と呼んでもらっています。元気パワーで、好奇心旺盛な子どもたちと一緒に、遊びから学びまで刺激的な毎日です。
本園は、平成16年に「すくすく保育園」として開園し、平成28年4月1日に、秋田市中央地区の保育園として認可されました。平成29年10月1日に「やどめ保育園」と改名し、今に至っています。
「千秋公園は私のお庭、明徳館は私の本棚」を合言葉に、秋田市一 恵まれた環境の下、遊びと絵本に力を入れて、子どもたちの健やかな育ちを応援しています。
やどめ保育園が考えるゴールの姿は「自分で考え、自分で行動する」です。0歳から就学まで、あたたかい関わりと発達段階に応じた支援を基盤に、愛情豊かな保育で、子どもたちの成長を見守ります。
保育園の概要
園 名
やどめ保育園
設置主体
一般社団法人 千秋矢留会
代表理事
土井 常吉
所 在 地
〒010-0877 秋田市千秋矢留町2-8
TEL&FAX
TEL .018-884-7474
FAX.018-884-7440
園 長
高橋 ゆり子
施設規模・構造
敷地面積:1780㎡(うち園庭840㎡)、木造平屋
開園時間
午前 7:00 〜 午後 6:00
/
延長保育 午後 6:00 〜 午後 7:00
休 園 日
日曜日、祝祭日、
年末年始(12月31日〜1月3日)
定 員
70名
年齢・クラス
〈未満児〉
0歳児:めばえ組、1歳児:ふたば組、2歳児:つぼみ組
〈以上児〉
3歳児:ちゅうりっぷ組、4歳児:ひまわり組、5歳児:さくら組
職員構成
園長(1)、副園長(1)、主任保育士(1)、保育士(18)、栄養士(1)、調理員(2)、事務長(1)、事務員(1)、用務員(1)、施設管理員(1)、嘱託医(2)
認可年月日
平成28年4月1日